プロポーズ後に指輪を渡すのはアリ?人生最高のシーンを演出するには
誰しもが憧れる結婚を申し込み、申し込まれる場面 プロポーズ。この一瞬にかける男女の気持ちは人生最大の正念場といっても過言ではないでしょう。そんなプロポーズにおいて欠かせないのが婚約指輪。別名エンゲージリングです。その渡し方は一般的にはその場で渡すイメージがあると思いますが、プロポーズ後に渡すのはアリなのか。またその演出方法はどのようにすればよいか。ご紹介いたしましょう。

要約
本記事は、プロポーズ後に婚約指輪を渡すという新しいアプローチについて、そのメリットとデメリット、成功させるためのヒントを解説しています。
主要なポイント:
- 指輪なしプロポーズの増加:近年、プロポーズの際に婚約指輪を渡さないカップルが増加しています。これは決して非常識ではなく、むしろ合理的な選択肢として広まりつつあります。
- 指輪を後から渡すメリット:プロポーズ後に指輪を一緒に選ぶことで、女性の指のサイズや好みのデザイン、素材を確実に把握できます。これにより、指輪選びの失敗を防ぎ、より満足度の高い一品を贈ることが可能になります。
- デメリットと対策:指輪なしプロポーズには、女性の理想とのギャップや、後から指輪を一緒に選ぶ際の予算のずれといったデメリットも存在します。これらを回避するためには、事前に相手の理想をさりげなくリサーチしたり、予算について話し合ったりするなどの準備が不可欠です。
- 成功の鍵:最高のプロポーズを実現するためには、指輪の有無だけでなく、「相手を思う気持ち」が何よりも重要です。事前の入念な準備、相手の理想に寄り添った演出、そして何よりも自信を持って気持ちを伝えることが、成功への鍵となります。
結論として、プロポーズ後に指輪を渡すことは、決して非常識ではなく、むしろ現代の多様な価値観に合わせた賢い選択肢の一つです。大切なのは、あなたの心からの気持ちを伝えることです。
第1章:プロポーズの指輪、常識と非常識のあいだ
プロポーズには指輪が必須、と思っていませんか? 伝統的なスタイルから、現代の多様なプロポーズ事情まで、指輪の常識を覆す新しいアプローチをご紹介します。
婚約指輪の歴史は、古代ローマにまでさかのぼります。
この時代、婚約指輪は婚約が決まったことの証としてつかわれるようになり、花嫁は夫となる人物に対して純血を守るのが義務とされていました。それを破ると法の裁きをうけることもあったようです。そして心臓のある左手、そして薬指は心臓につながっていると考えられていたため薬指につけることになっていったようです。
そして現代も形式は大きく変わることなく、結婚の約束をする婚約指輪として多くの人がローマ時代の風習さながらにお互いの愛を誓い合っています。
多くの人はプロポーズ時に婚約指輪を差し出し、受け取ってくれれば婚約成立、受け取らなければ失敗という判断を女性に申し入れますが、プロポーズは婚約指輪がないとできないのでしょうか。
結論、そんなことはありません。
むしろ近年婚約指輪なしでプロポーズをし結婚をする夫婦が増えてきているようです。
なので婚約指輪の用意がないから、結婚を申し込めない、結婚できないと思う必要は全くありません。ご安心ください。では次に、婚約指輪を渡さないプロポーズのメリットをご紹介いたしましょう。

第2章:「指輪なしプロポーズ」を選ぶメリット
指輪なしプロポーズの中でも「後日婚約指輪を渡す」には大きなメリットがあります。
それは花嫁と一緒に間違いないサイズで、デザインや素材を選択できるというものです。
これによりサイズで悩むまたは間違えることも無くなり、好みのデザインや素材を間違いなく渡せるという代えがたいメリットがあります。一方でデメリットとしてはサプライズ感が事前に用意していたときと比べ劣るということや、花嫁の理想のプロポーズや楽しみに待っていたプロポーズシーンでは婚約指輪が登場していた、となる場合があります。ですが、最近の女性は一緒に好みのものを選びたい、プロポーズは嬉しいけど好みのデザインでないと使えないしがっかりするという理由でプロポーズで”婚約指輪がないのは全然アリ”という意見が多くなってきているようです。
プロポーズ時は「一旦別のものを渡す」というのも選択肢は、前者以上に相手を喜ばせる可能性が高くなります。
結婚の申し込みのときは誕生日プレゼントのときのように以前から欲しかったというアイテムをいつも通り渡しておいて、後日婚約指輪を選びにいくというプランは、その場で何も無いの?という女性の気持ちをカバーできる方法になりえるでしょう。
指輪を後わたしにすることには、意外なメリットがたくさんあります。
サイズやデザインで悩むストレスから解放されるだけでなく、お相手の好みにぴったり合った指輪を選べるメリットがありますが、本当に大切なのは相手はどんな気持ちになるかなと、相手目線にたって考えることが一番かもしれませんね。

第3章:「指輪なしプロポーズ」の落とし穴とデメリット
ここまで指輪なしプロポーズのメリットをご紹介してきましたが、デメリットも考えておかなくてはなりません。逆にこのデメリットを踏まえても問題がないようならば、指輪なしプロポーズに自信を持って進んでいけることでしょう。
まず第一のデメリットは、相手の理想のプロポーズ像がある場合です。いつかオトナになったら、白馬の王子様がきて…という女性なら誰しも一度は想像したことがあるであろう夢の延長線上にプロポーズシーンは婚約指輪がある場合、がっかりさせてしまう可能性があります。これは事前に理想のプロポーズの話を何気なく聞いておくことで、その女性が婚約指輪が必須なのかどうなのかが見えてくると思います。もし直接聞き出すのがどうしても難しいと感じる場合は、相手の友達やお母さん、兄弟姉妹に聞いてみるのもありかもしれませんね。
第二のデメリットは後日指輪を一緒に買いに行くとなった場合、男性側の婚約指輪のコストと女性側とで差がある場合です。当初はこれくらいの価格帯の婚約指輪を用意するつもりだったが一緒に買いにいったら思いの外高く、気まずくなった。という展開です。想定より安いイメージを女性が持っていた場合なら、それは問題になりにくいと思いますが、高い場合はお互いの納得のいくものに近づけなくてはなりません。
ですがこれはプロポーズ時にサプライズで用意していた場合も同様の課題で、この場合はさらにデザインやサイズ、素材など様々なポイントで女性の求めるものに合致するかという問いが出てきます。
これら二点のデメリットを踏まえ、事前に対策を打つことができれば、指輪なしプロポーズ大作戦は成功への近づけるでしょう。
第4章:成功のカギ!「後から指輪」で後悔しないための3つのコツ
プロポーズの瞬間を最高のものにするための、指輪を後から渡す際の具体的な方法と秘訣を紹介します。お二人の絆をさらに深める、ロマンチックで感動的な演出のヒントが満載です。
まず第一に、そして最も大切なのは、相手目線での事前準備です。当たり前ですが事前準備です。
そもそもプロポーズを検討している相手という時点で、成功の可能性は大いにあると思います。なんなら、ほぼ内定をいただいていいるかもしれません。
ですがそこで奢らずしっかりと相手の気持ちになってもう一度全力で情報収集を行い考えることが大切です。女性と食事に行くときにレストランを予約するように、女性をエスコートするには下調べが必要です。そしてその下調べは決して相手に気づかれてはいけません。後日成功した後に聞かれたら、それとなく教えてあげると良いでしょう。多分喜んでくれると思います。
第二に先述した理想のプロポーズはどんなシチュエーションか、可能な限り合わせてあげるということです。
これを考えず、自分よがりのプロポーズや、思い立ったままなんとなくプロポーズをしてうまくいかなかった場合、しっかりと相手が喜んでくれる演出をすればよかったと後悔することになります。
そしてこれはプロポーズがうまく行った場合の結婚後の生活でも出てくるかもしれません。女性はいや男性もですがプロポーズという基本的には一生に一度の場面を忘れる人は多くありません。夫婦仲が好調のときは笑っていじられる程度ですが、険悪なときは過去にこんな事があったシリーズに追加されます。できる限りあいての求めるシチュエーションに寄り添ってあげる事が後悔を減らすことになるでしょう。
最後に、「後から指輪」作戦を実行することになった場合、決して引け目を感じず堂々とアプローチすることが大切です。どこかで迷いがあると後悔します。このプロポーズで失敗しても悔いはない。そう思えるよう事前準備や相手のリサーチを行ったのであれば、あとは、胸を張って堂々とプロポーズすることです。自信のない男性のプロポーズでは女性も喜びは半減するでしょう。後悔ないものとする為のコツはしっかりと自分の言葉ではっきりと大きな声で思いを伝える事です。取り繕った言葉や過度な演出より、きっと思いは伝わると思います。

第5章:最高のプロポーズは「カタチ」だけじゃない
指輪の有無に関わらず、最も大切なのはプロポーズの「気持ち」です。先ほども少しありましたが、自分の気持ちと今後の人生を背負いますよという覚悟を伝えるだけです。
プロポーズなんざ「愛しています。これからも愛し続けます。一緒に人生を歩みましょう」と3つの事を言うだけの事でそれ以上でもそれ以下でもない。と誰かが言っていたように、深く考えすぎることなく、気持ちを伝えるのが目的です。婚約指輪というモノはその証であり、安心感を与えることにできるものですが、それはプラスアルファであり、本人の熱意とパワーがなければ無用の金属になります。
最愛の相手に対して、しっかりと考えたプロポーズであることが大切になると思います。
話を戻しますが、プロポーズの際の指輪を後から渡すのは現代では決して非常識ではありません。自信を持って気持ちを伝えること。覚悟を魅せることが最高のプロポーズになるでしょう。